探検シリーズ「夫者樹海へ…。」
こんにちは、曜日を間違えて「水曜のスペシャル」を火曜にやってしまう夫者です。
ひとまず初日の試走を終えた夫者。
先日、日向涼子さんが1日に2回もスバルラインを試走されていて驚きました。
が、今日はもうゆっくりしたいでござる。
なので宿までの道中にある観光地に立ち寄ってみました。
そう…樹海へ…。
正直なお話をすると世代的に「水曜スペシャル」は見たことが無いのですが
ノリが大変好きなので「水曜スペシャル風」で進めていきたいと思います。
自転車を始めるまで、樹海は
夏に行われる、防衛省-陸上自衛隊の「富士総合火力演習」もしくは
サバイバルゲーム合宿、ナルガクルガを討伐する時くらいしか来ることがなかった訳ですが
(結構、来てる…)
富士ヒルクライムに参加を始めてからというもの、
毎年4〜5回以上は山梨に足を運ぶようになりました。
ところが、これまで樹海そのものには行ったことがなかったんですよね。
怖いイメージがあるじゃないですか。
ジュンジ・イナガワさんとかウシジマくんとか。
ですが、先日の榛名山で行ったオンマ谷風穴のミステリアスな魅力を見てからというもの
空前の風穴ブームが夫者の中で巻き起こってしまい、折角の機会だし行ってみることにしたのです。
富士の樹海に光る氷柱を見た!!!
悠久の刻を知る万年氷、神秘の声を訊け!!!
はい、自分で言っていて全く意味がわかりません。
まずやって来たのは鳴沢氷穴です。
氷穴内はとても天井が低いので、ヘルメットの装備が義務付けられていますが
夫者隊員はいつもヘルメットをしているので準備は万全です。
すでに入口から冷気が漂っています。
この日の気温は夏日だったにも関わらず、息が白い…。
鳴沢氷穴は江戸時代の頃から天然の冷凍庫として使われており
ここでできた万年氷を馬で江戸まで運び、殿様に献上されていたそうです。
洞窟内に入っていきます。
レーパンだったら直ちに引き返すレベルの寒さ。
溶岩が固まってできた地面はエッジが鋭く、クリートはすぐにズタズタにすり減ってしまうと思います。トレッキングシューズに履き替えておいて助かりました。
(ちなみに、ロードバイクで来ている人も多かった)
むむ、これは狭いぞ…
気をつけていてもガツガツ頭を打ってしまいます。
あっ!!これは氷だ…!!
溶けることが無い氷の壁が現れました。
うう…、もっと厚着しておけば良かった。
試走でかいた汗は完全に引き、ガタガタと震える夫者隊員。
ん…?! 青い光だ…あれは…
セーブポイントと見まごうようなライトアップ氷柱が!!!
よし。氷柱確認!!
クエストは達成され寒さの限界を突破した夫者隊員は来た道を戻ります。
次へ行くぞ。
富岳風穴に潜む発光生物ヒカリゴケの謎に挑む!!!
富岳風穴は鳴沢氷穴からすぐ近くに位置します。
ここは以前、Mt.FUJIエコサイクリングに参加した時に
80km地点のエイドとして登場しました。
その時は当然ですが風穴には入れず、ずっと気になっていたのです。
さあ、樹海へVengaVenga!!
う…ここも寒いぞ…怖気付く夫者隊員!
いきなりのロング氷柱のお出迎え。
鳴沢氷穴より長いのが特徴らしいです。
しかし、富岳風穴の秘密はこの更に奥に隠されています。
む…あれは…?
天然冷蔵庫??
何を冷やしているんだ…
なんと。カイコの繭や樹木の種子を冷凍し
孵化や発芽のタイミングを意図的にずらすことで生産効率を上げているのです。
一般的な冷蔵庫が無かった時代の先人の知恵を思わぬところで垣間見る事ができました。
…まだ先がある。…あれは!!
ヒカリゴケだ!!!
確かにエメラルド色に発光している。
いや、これは発光しているのではなく僅かな光をレンズ状細胞に吸収して反射しているのだ。
しかし、スマホのカメラでは上手く捉える事ができなかったのである。
しかし、なんと儚い光だろう。
ヒカリゴケはほんの少しの環境変化で死んでしまうとても弱い生物で絶滅が危惧される国の天然記念物なのだ。
「長居は無用だ。帰ろう…(寒いし)」
そうつぶやくと風穴を後にしたのであった。
富士の麓は普段見る事ができない生態を見る事ができる、貴重な場所なのだ。
非日常な体験の数々に夫者隊員は目を輝かせていた。
「よし、宿にチェックインするぞ」
その宿とは。
ニャーン
やっぱりあの宿だったーーー!!
(つづく)
ひとまず初日の試走を終えた夫者。
先日、日向涼子さんが1日に2回もスバルラインを試走されていて驚きました。
が、今日はもうゆっくりしたいでござる。
なので宿までの道中にある観光地に立ち寄ってみました。
そう…樹海へ…。
正直なお話をすると世代的に「水曜スペシャル」は見たことが無いのですが
ノリが大変好きなので「水曜スペシャル風」で進めていきたいと思います。
自転車を始めるまで、樹海は
夏に行われる、防衛省-陸上自衛隊の「富士総合火力演習」もしくは
サバイバルゲーム合宿、ナルガクルガを討伐する時くらいしか来ることがなかった訳ですが
(結構、来てる…)
富士ヒルクライムに参加を始めてからというもの、
毎年4〜5回以上は山梨に足を運ぶようになりました。
ところが、これまで樹海そのものには行ったことがなかったんですよね。
怖いイメージがあるじゃないですか。
ジュンジ・イナガワさんとかウシジマくんとか。
ですが、先日の榛名山で行ったオンマ谷風穴のミステリアスな魅力を見てからというもの
空前の風穴ブームが夫者の中で巻き起こってしまい、折角の機会だし行ってみることにしたのです。
富士の樹海に光る氷柱を見た!!!
悠久の刻を知る万年氷、神秘の声を訊け!!!
はい、自分で言っていて全く意味がわかりません。
まずやって来たのは鳴沢氷穴です。
氷穴内はとても天井が低いので、ヘルメットの装備が義務付けられていますが
夫者隊員はいつもヘルメットをしているので準備は万全です。
すでに入口から冷気が漂っています。
この日の気温は夏日だったにも関わらず、息が白い…。
鳴沢氷穴は江戸時代の頃から天然の冷凍庫として使われており
ここでできた万年氷を馬で江戸まで運び、殿様に献上されていたそうです。
洞窟内に入っていきます。
レーパンだったら直ちに引き返すレベルの寒さ。
溶岩が固まってできた地面はエッジが鋭く、クリートはすぐにズタズタにすり減ってしまうと思います。トレッキングシューズに履き替えておいて助かりました。
(ちなみに、ロードバイクで来ている人も多かった)
むむ、これは狭いぞ…
気をつけていてもガツガツ頭を打ってしまいます。
あっ!!これは氷だ…!!
溶けることが無い氷の壁が現れました。
うう…、もっと厚着しておけば良かった。
試走でかいた汗は完全に引き、ガタガタと震える夫者隊員。
ん…?! 青い光だ…あれは…
セーブポイントと見まごうような
よし。氷柱確認!!
クエストは達成され寒さの限界を突破した夫者隊員は来た道を戻ります。
次へ行くぞ。
富岳風穴に潜む発光生物ヒカリゴケの謎に挑む!!!
富岳風穴は鳴沢氷穴からすぐ近くに位置します。
ここは以前、Mt.FUJIエコサイクリングに参加した時に
80km地点のエイドとして登場しました。
その時は当然ですが風穴には入れず、ずっと気になっていたのです。
さあ、樹海へVengaVenga!!
う…ここも寒いぞ…怖気付く夫者隊員!
いきなりのロング氷柱のお出迎え。
鳴沢氷穴より長いのが特徴らしいです。
しかし、富岳風穴の秘密はこの更に奥に隠されています。
む…あれは…?
天然冷蔵庫??
何を冷やしているんだ…
なんと。カイコの繭や樹木の種子を冷凍し
孵化や発芽のタイミングを意図的にずらすことで生産効率を上げているのです。
一般的な冷蔵庫が無かった時代の先人の知恵を思わぬところで垣間見る事ができました。
…まだ先がある。…あれは!!
ヒカリゴケだ!!!
確かにエメラルド色に発光している。
いや、これは発光しているのではなく僅かな光をレンズ状細胞に吸収して反射しているのだ。
しかし、スマホのカメラでは上手く捉える事ができなかったのである。
しかし、なんと儚い光だろう。
ヒカリゴケはほんの少しの環境変化で死んでしまうとても弱い生物で絶滅が危惧される国の天然記念物なのだ。
「長居は無用だ。帰ろう…(寒いし)」
そうつぶやくと風穴を後にしたのであった。
富士の麓は普段見る事ができない生態を見る事ができる、貴重な場所なのだ。
非日常な体験の数々に夫者隊員は目を輝かせていた。
「よし、宿にチェックインするぞ」
その宿とは。
ニャーン
やっぱりあの宿だったーーー!!
(つづく)
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