ストリートヒルクライマー(後編)
ROUND1が始まった!

序盤は檜原街道を快調に飛ばして行きます。
他にもたくさんのサイクリストさんが走っておりますが車の交通量は少なく、とても走りやすいです。
緑も豊かで、空気も美味しく本当に都内なのかと思わされます。
初めて「民森」と聞いたとき、
「どうぶつの森」の新作か何かかと勘違いしたことが懐かしい。
檜原村役場を越えて、南秋川渓谷が見えてきたところから異変が起こります。
すこしづつ…3人から引き離されて…いる。。
彼らは坂でも速度が落ちず、
坂が来るたびに距離が開いてしまうのです。
平地で取り戻す様にするも
熊野神社の地点から、民森の本番が始まります。あー見えなくなっちゃった!
今回はトレーニングなので、こうなっても待ったりはせずに走行を続ける趣旨です。
スポ魂ですね〜。
「oh…」
心境はこんな感じ。

そりゃコンティニューでしょ!
さらに…

「あれれ?33号と206号どっちだっけ!?」
ちょっと迷ったりもしました。
この間もどんどん離されているので焦ります。

正しいルートを一人で進みます。
追いつけるかな〜?

そうこうしているうちに「奥多摩周遊道路」が始まりました。
綺麗な道ですが、時々割れたバイクのカウルが落ちているので気をつけなければなりません。
なんでもここは日本アルプスで遭難した時なみに救急搬送が難しい場所らしいです。

登って、登って

K.O.!!
来ました、おいでよ!檜原都民の森!!


あれあれ?
しかし3人の姿は見えません。

「なんぼほど速いんや〜」
すぐに追いかけなければ!
その前に。
名物「みとうだんご(たれ)」で体力を回復です。

おっしゃー!バッチコーイ!✨

まだ姿が見えぬ3人を追いかけます。
どれくらい離れているんだろう?

美しい奥多摩湖が見えてきました。
ここからダウンヒルが始まります。
オートバイでツーリングされる方々も綺麗にコーナリングを決めていきます。
整備がしっかりされている道なので、安心してグリップをかけて下ることができます。
下ったら、この

基本的に平地がずっと続きますが、トンネルが多いのでライトをつけて走行します。
トンネル内は明かりも少なくてすごく寒い!! 自分的にはこの辺りはかなりがんばりました。

「お…おまえ…多摩川なのか…???」
多摩川CRで普段からお世話になっていますが、上流のピュアッピュアな多摩川の姿に驚きます。

奥多摩駅周辺です。
街があり、雰囲気のいいグルメのお店が多々見られますが、今は追撃のみに集中です。

その時、メッセンジャーに連絡が。
「古里」という場所で合流しようとの事。
お?頑張った甲斐もあり、以外に離れていません。
ダウンヒルとその後の頑張りでかなり追いついていたようです。
そして、古里のセブンイレブンにて合流〜。

「オトジャ 頑張ッタネ 意外ト速クテ ビックリネ!」
王さんから嬉しい賛辞を頂き恐縮です。
しかし、今回はほとんどソロライドになってしまいました…。
富士ヒルのコースにはダウンヒルは無いのです。
ヒルクライムでの弱さを改めて知る事となった夫者。よぼぼ…

武蔵五日市駅まで若干の登りを越えて、グルっと奥多摩のコースを一周したことになります。

距離は約88km。獲得標高は約1100mで富士ヒルの練習に丁度良い感じでした。

ん〜〜強くなりたいな〜〜。
そして次の日。
私は高崎行きの電車に乗っていました。
次の強敵(さか)との戦いに向かっていました。

でもまだ体力回復してないみたいだけど大丈夫??
(つづく)
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書き下ろし4コマ
超!アニメディア 亀チャリ出張版!(9)

自転車乗りあるある?
自転車始めてからよく言われるようになった言葉です。





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